インジケーターを利用する
- 2020.04.10
- HIGH-LOW取引ガイド
バイナリーオプション取引を行う際に、ローソク足の次に参考にしているデータはなんですか?
それは、インジケーターを確認することです。そこで、MT4をインストールした人には、インジケーターを確認しながら、上手く活用していただきたいので解説をしていきたいと思います。
インジケーターとは
インジケーターとは「為替のチャートから新たに数値を割り出し、エントリーの補助をするデータ」になります。
このインジケーターは、MT4という無料ソフトをインストールすると、無料で確認することが可能です。
- RSI
- ストキャスティクス
- ボリンジャーバンド
RSI(Relative Strength Index)
RSIとは、一定期間の相場から売りと買いのどちらの勢いが強いのか計測するインジケーターです。
RSIは、0〜100%という値で形成されていて、チャートが上昇傾向に入ると数値が50%より上に動き、チャートが下降傾向に入ると数値が50%より下に動きます。
一般的には、70%以上であれば相場は買われ過ぎ、30%以下であれば相場は売られ過ぎという判断になります。
使い方としては、「70%以上になったらLOWエントリー/30%以下になったらHIGHエントリー」といったような使い方をされます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、一定期間の相場から、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断するインジケーターです。
RSIと似ていますが、このインジケーターには「シグナルライン(赤線)」と「ストキャスライン(青線)」の二本があります。
そして、買われ過ぎ売られ過ぎの判断数値も交わりとは異なり、80%以上であれば相場は買われ過ぎ、20%以下であれば相場は売られ過ぎという判断になります。
しかし、2本の線が80%以上(20%以下)になったらLOWエントリー(HIGHエントリー)すればいいのかというと、そういう訳ではありません。
「2本の線が80%以上(20%以下)になり、赤線が青線が重なったときにLOWエントリー(HIGHエントリー)」をするといったような使い方をするのです。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、ジョン・ボリンジャーが開発したテクニカル指標で、真ん中の移動平均線を元に、上下に変化するバンドを表示したインジケーターです。
ボリンジャーバンドは、「チャートの大半がこのバンドの中に収まる」という統計学で形成されています。
使い方としては、ロウソク足が上下のバンドにタッチした時に、「上バンドタッチならLOWエントリー/下バンドタッチならHIGHエントリー」をするといったものになります。
インジケーターには2つのカテゴリーがある
インジケーターは大きく分けると2つのカテゴリーに分類することができます。
オシレーター系
例としては、先ほどのRSIやストキャスティクスなどがあります。
トレンド系
例としては、移動平均線(MA)やボリンジャーバンドなどがあります。
以上、簡単に解説しましたので、経験を積んでお取引時にお役だてください。
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